「Us 4 IRIOMOTE」が展開する活動の1つ、野外活動の環境配慮プログラム「Leave No Trace」の普及を目指した『全国環境キャラバン』が4月からスタートしました!『WEAJ』のインストラクターが、日本全国をめぐります。
4月、記念すべき第1回目が開催されました!
4/28(日)-30(火)に、清里新緑キャンプとして、山梨県立八ヶ岳少年自然の家で行われたLNTのワークショップには、小学生20名が参加してくれました!
Leave No Traceとは?
Leave No Trace (LNT)は、アウトドアを楽しむ際にすべての人が環境保全を意識して行動できるように作られたOutdoor Ethics Programー野外倫理プログラムー。誰もが簡単に理解できる7つの原則に基づき、様々な環境、アウトドア活動、参加者に応じたテクニックが整理されています。1980 年代に北米でこの考え方が生まれ、アメリカのNational ParkやForest Serviceをはじめ、公的機関や大学、野外教育団体、環境教育団体などでも広く活用されているプログラムです。現在では60 各国に指導者が広がっています。
原則1 事前の計画と準備
原則2 影響の少ない場所での活動
原則3 ゴミの適切な処理
原則4 見たものはそのままに
原則5 最小限のたき火の影響
原則6 野生動物の尊重
原則7 他のビジターへの配慮
3日間の行程のうち、2日目にLNTワークショップを実施。
施設近辺にある「飯盛山」へ登山に行くにあたって、
子どもたち各自が「マイおやつパック」を作成しました。
人間が捨ててしまったゴミたちは、街ではやがて海へ流れつき、
山では長い年月をかけて土に還っていく。その現状から野生動物たちに
多大な被害をもたらしていることを学習しました。
そのうえで「マイおやつパック」をどのように工夫をして
持っていけばよいか、班で考え実践しました。
途中の登山道で、誰の促しもなく、子どもたち自身からゴミを
拾いはじめる姿はとても印象に残っています。
と語るのは、今回講師を努めてくださった、ひの自然学校の若泉さん。
キャラバンツアーは、始まったばかり!
次回は八王子を目指します!
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