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島と共に生きる




こんばんは。今日は7月の満月。そして、おおよそ1年に1回のペースで地球に最接近するスーパームーンです。今夜も、西表島からエシカルラジオお届けします。


6月30日、Us 4 IRIOMOTEにとって「西表島の父」ともいうべき石垣金星さんが急逝されました。今回は、金星さんとの出会いのエピソードをお届けします。


金星さんー。

生まり島を愛し、生まり島のために生き、生まり島に生かされた。

最後まで見事な、その生き様に心から敬服しています。

これからも、西表島を優しく、厳しく見守ってくださることと思います。



本コラムは、SpotifyYoutubeで音声コンテンツとしても配信しています。

(2022年7月14日19:30〜配信スタート)


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#07 島と共に生きる


西表島で最も古い集落である祖納で暮らす、石垣金星さんと昭子さんご夫妻。島の外から訪れた私たちをあたたかく迎え、西表島での、日々の「ありのまま」を見せてくれた。


金星さんは耳を澄ませて、

「天気予報は波の声を聞けばよくわかる。夜、さわやかな声が聞こえたら、明日は間違いなく晴れ。花は大潮のときに満開になるし、人は潮が引くときに死んでゆく」


そして、「どこの島でもそうだと思うが」と前置きしながら、「目の前に海があるから漁をするし、山があって水があるから畑をやる。生きるためのすべてを自分一人でやるのは、島では昔からあたりまえのことさ」と、淡々と話してくれた。





西表島を言い表す時によく使われる「手つかずの自然」という言葉は少し違うと、金星さんは言う。


今、西表に残されている自然は「手つかず」ではなく、この島の先人たちが守り抜いてきたものである、と。


大自然の厳しさと共に生きてきた島の人たちにとって、自然の理(ことわり)に沿って暮らすことは、生きるための術(すべ)であり、守るべき掟(おきて)でもある。


自然界のバランスは絶妙で、ひとたび崩れてしまえば、人の力では簡単に元に戻すことはできないのだ。




金星さん、本当にありがとうございました。シカット ニーファイユー。



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