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バーミィトーリヨー




こんばんは。

あっという間にお正月も過ぎ去っていきましたね。

みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか?

本年も、Us 4 IRIOMOTEをどうぞよろしくお願いします。


さて、今日は今年初めての満月。

今夜も、西表島からエシカルラジオお届けします。


本コラムは、SpotifyYouTubeで音声コンテンツとしても配信しています。

(2023年1月7日19:30〜配信スタート)



今回は、西表島の島言葉のお話です。



 



#18 バーミィトーリヨー


沖縄には「島言葉(しまくとぅば)」と呼ばれる、各島々で伝えられてきた方言がある。


西表島にも西表の島言葉があって、たとえば、イリオモテヤマネコは「ヤママヤー」、

リュウキュウイノシシは「カマイ」という。


また、島の民謡や童謡など「うた」を通して、島言葉を聴く機会も多い。


島の人が口にする島言葉には不思議なあたたかみがあって、

その地域ならではの風習や歴史、人と自然との営みを感じさせてくれる。





「バーミィトーリヨー」


これは、私がいちばん好きな西表島の島言葉。


「わたしの取り分」という意味で、山や海で自然の恵みを採取する時に、

手を合わせて「バーミィトーリヨー」と唱えるそうだ。





圧倒されるほどの大自然が暮らしのすぐそばにあり、

山の幸も海の幸も、いくらとっても尽きることがなさそうな西表島だが、

島の人たちは昔から「わたしの分だけ、少しわけてくださいね」と、

自然の神様に手を合わせて、必要な分だけをいただいてきたのだ。


今では使う人も少なくなっているというが、この言葉を教えてくれた島の人は

「次に来た時も、また恵みをいただけるように。次の、またその次の世代にも恵みを残していけるように。

欲張って根こそぎ取らないことが大切」と、教えてくれた。


「バーミィトーリヨー」


豊かな自然と共にある暮らしや生き方が、

ひとつの島言葉(しまくとぅば)にも込められている。



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