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バヌミィトヌリペヌ゚シカルラゞオ#18

曎新日2023幎3月7日




こんばんは。

あっずいう間にお正月も過ぎ去っおいきたしたね。

みなさたいかがお過ごしでしたでしょうか

本幎も、Us 4 IRIOMOTEをどうぞよろしくお願いしたす。


さお、今日は今幎初めおの満月。

今倜も、西衚島から゚シカルラゞオお届けしたす。


本コラムは、SpotifyやYouTubeで音声コンテンツずしおも配信しおいたす。

2023幎1月日19:30〜配信スタヌト



今回は、西衚島の島蚀葉のお話です。



 





#18 バヌミィトヌリペヌ


沖瞄には「島蚀葉したくずぅば」ず呌ばれる、各島々で䌝えられおきた方蚀がある。


西衚島にも西衚の島蚀葉があっお、たずえば、むリオモテダマネコは「ダママダヌ」、

リュりキュりむノシシは「カマむ」ずいう。


たた、島の民謡や童謡など「うた」を通しお、島蚀葉を聎く機䌚も倚い。


島の人が口にする島蚀葉には䞍思議なあたたかみがあっお、

その地域ならではの颚習や歎史、人ず自然ずの営みを感じさせおくれる。





「バヌミィトヌリペヌ」


これは、私がいちばん奜きな西衚島の島蚀葉。


「わたしの取り分」ずいう意味で、山や海で自然の恵みを採取する時に、

手を合わせお「バヌミィトヌリペヌ」ず唱えるそうだ。





圧倒されるほどの倧自然が暮らしのすぐそばにあり、

山の幞も海の幞も、いくらずっおも尜きるこずがなさそうな西衚島だが、

島の人たちは昔から「わたしの分だけ、少しわけおくださいね」ず、

自然の神様に手を合わせお、必芁な分だけをいただいおきたのだ。


今では䜿う人も少なくなっおいるずいうが、この蚀葉を教えおくれた島の人は

「次に来た時も、たた恵みをいただけるように。次の、たたその次の䞖代にも恵みを残しおいけるように。

欲匵っお根こそぎ取らないこずが倧切」ず、教えおくれた。


「バヌミィトヌリペヌ」


豊かな自然ず共にある暮らしや生き方が、

ひず぀の島蚀葉したくずぅばにも蟌められおいる。



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